アリーの機音カフェ

趣味の機織りの様子や作品、国内外の旅行記やお食事、母の介護のお話など

母の病気・ラムゼイハント症候群とは

Allyです。

今現在も、母が苦しみ続けている後遺症を残した

病気と治療のことを、少しずつ記憶を手繰り寄せ

ながら記録していきたいと思います。

 

ラムゼイハント症候群

 

病名は「ラムゼイハント症候群」

これを読んでくださっている方や、あなたの大切

な方がラムゼイハント症候群になってしまったら

直ちに適切な処置を施してもらいたいと願うから

です。そして今現在ラムゼイハント症候群に羅漢

され模索中の方へ、微力ながら少しでも参考にな

ればという思いで書き進めていきたいと思います。

f:id:ally-hataotocafe:20190228225059j:plain

母の塗り絵NO.1

 初回はラムゼイハント症候群って?

について書いていきます。 

「ラムゼイ・ハント症候群(耳性帯状疱疹)」

子供の頃に水疱瘡になった方なら、だれでも羅漢

する危険がある病気です。水疱瘡が治ったあと

水痘帯状疱疹ウイルスは、神経節にずっと潜伏し

ています。体力低下・加齢・ストレスなどの要因

により、何年潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルス

が活性化して悪さを起こす病気。

それがラムゼイハント症候群です。  

「ラムゼイ・ハント症候群の症状の現れ方」

発症の症状は、顔面神経麻痺から始まる場合

難聴やめまいから始まる場合、耳や口の中に帯状

疱疹が現れる場合、味覚障害など、発症の現れ方

はさまざまです。

最終的には、どの現れ方でもほぼ顔面麻痺

(軽症~重症)を発症します。

母の場合は顔面神経麻痺から始まる発症でした。  

「ラムゼイハント症候群の症状の進み方」

顔面神経麻痺は発症後も、悪化を続けていき7日

から10日で麻痺が完成されます。

この時点で、麻痺の程度と予後の診断、治療方法

の検討がなされます。

母の場合は、重症の完全型でした。   

「ラムゼイハント症候群の治療方法」

抗ステロイドホルモン剤と、抗ウイルス薬による

治療です。治療は発症から1日でも早い方がよく

日数が経つほど治癒率が低下します。

顔面神経麻痺は7日~10日で麻痺が完成される

ため、発症後10日以内の治療が、顔面神経麻痺

の程度を大きく左右します。

完全治癒率は50~60%、低い治癒率です。

* 重症の場合、手術(神経減荷術)による治療

が行われる場合もあります。

今後書いていきたいと思います。 

「ラムゼイハント症候群の後遺症」

顔面神経麻痺(軽度~重度)、難聴、耳鳴りや

激しい回転性のめまい、目が閉じられない、頭が

重く支えられない、口の渇き、味覚障害など。

母の場合は、上記全ての後遺症と

プラスαが残りました。

 

現在の母の状況

発症から9年が経過し現在の母は病気と付きあう

ように生きています。処方薬が効いていれば

痺れやめまいも少し改善され、30分程度なら

ソファーに座り、リハビリの一環の塗り絵を楽し

めるようになりました。見本もないのに、色遣い

がきれいで気に入ってます。

次から、実際に起きた日々のことを、少しずつ

UPして行きたいと思います。 

★お願い

ブログは、私と母の体験記として書いています。

私は医師ではないので、必ず担当医の方に確認と

相談をして、正しい処置をして下さい。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

今日の1杯はここまで

Thank you

Ally