Allyです。
バリ島・東北部に位置する、ダイビングポイント
トランベン。アメリカの輸送船・リバティー号が
浅場に沈んでおり、大小さまざまな魚たちの棲家
になっている、人気沈船ポイントでもあります。
今回は、写真の整理を兼ねて、トランベンで見ら
れる、ウミウシ達の一部を写真でご紹介します。
(ピンが合っていない写真はご了承を・笑)
バリ島・トランベンのウミウシ
1・ウミウシ(海牛)とは?
2・マダライロ・ウミウシ
3・ヒュプセロドーリス・プルッケラ
4・キイロ・ウミウシ
5・ドーナツマツカサ・ウミウシ
6・ハルゲルダ・バタンガス
7・アカフチリュウグウ・ウミウシ
8・まとめ
ウミウシ(海牛)とは?
簡単に説明すると、比較的浅い海の海底に棲む軟
体生物で、貝殻を持たない(貝殻が体内に埋没・
消滅)貝の仲間と言うことになるでしょうか。
さまざまなタイプのウミウシがいますが、ドーリ
ス類と呼ばれる種類のウミウシには、頭部に牛の
角の様な触角があることから、ウミウシと呼ばれ
るようになったようです。
大きさは、数ミリから数十センチ、カラーバリエ
ーションは、赤・青・黄色・白など多彩です。
カラフルで可愛いウミウシ達ですが、体内に毒を
持つものも多く、食用には適さないようです。
マダライロ・ウミウシ
薄茶色に斑点のある模様から、チーターウミウシ
と呼ばれることもある、ドーリス類のウミウシ。
体(外套膜)は、青紫色で縁取られ、とても綺麗
です。大きな種類で、最大12㎝くらい。
ヒュプセロドーリス・プルッケラ
こちらもドーリス類のウミウシですが、日本での
観察記録はないようで、和名はありません。外套
膜は紫で縁取られ、黄色の斑点があります。こち
らも大きな種類で、最大15㎝くらい。
キイロ・ウミウシ
この個体は、白い体色に黒の縁取りですが、名前
の通り、黄色や茶色の体色で、黒の縁取りの個体
もおり、カラーバリエーションが豊富なドーリス
類のウミウシです。体長は最大10㎝くらい。
ドーナツマツカサ・ウミウシ
トランべンで人気があるのは、このウミウシ。別
名ゴージャスマツカサとも呼ばれています。産卵
を終えたばかりでしょうか?ウミウシの左側には
リボン状(薄ピンク色)の卵が見られます。
最大1.5㎝くらいの、小さなウミウシ。
ハルゲルダ・バタンガス
体表は、凸凹でコンペイトウの様な、美味しそう
な形です。日本で確認されるコンペイトウ・ウミ
ウシに似ていますが、ハルゲルダ・バタンガスに
は橙色の細かい線が、外套膜全体に入っているの
で、見分けるのは簡単です。最大5㎝くらい。
アカフチリュウグウ・ウミウシ
最後は、カップルのウミウシ。体色は黒で、緑色
の線、または斑点模様があり、触角と二次鰓、口
と尾の部分は、朱色です。鮮やかな色合いで、綺
麗です。最大12㎝くらいになります。
まとめ
海の中には、不思議な生き物たちが、たくさん暮
らしていますね。これらのウミウシは、深度2m
~10mくらいの浅場に生息していました。ダイ
ビングをしなくても、スノーケリングでも見つけ
られるので、是非探してみて下さいね!
スノーケリングでウミウシ♪
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日の一杯は、ここまで。
Thank you
Ally