アリーの機音カフェ

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ラムゼイハント症候群と癌・転移した癌の消滅

Allyです。

 

母の体力が少し回復した頃に、紹介状を貰ってい

た、自宅近くの慶応義塾大学病院へ向いました。

 

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母の塗り絵NO.13

 

担当の医師は、以前お世話になっていた病院から

詳しい事情を伝達されていたので、これ以上の治

療は無理と、初めから判断されていました。そし

て、別の病院を紹介しますと言われました。

 

私は、何とか別の治療法を見つけて欲しいと、願

っていたので、渋る医師を説得して、数か月後の

再検査(CT検査)を、約束して貰いました。

 

そして、医師の話していた別の病院の話を、看護

師とソーシャルワーカーから聞きました。

在宅療養の支援もする、いわゆる老人病院です。

 

その病院なら、今すぐに入院できること、リハビ

リにも力をいれているから、現在抱えている後遺

症にも対応して貰えること、治療方法が無くなっ

ても、最後まで入院が可能だという話です。

 

しかし、翌日電話で、その病院の担当者に話を聞

いてみると、その病院に入院した場合、今後は積

極的な治療は出来なくなるという話でした。

 

別の治療をと願っていた私は、その病院をお断り

して、再検査までの期間、食事療法やサプリメン

ト等のできることを、実践していきました。そし

て私は、会社を整理してリタイヤ。母と一緒に過

ごすことを選びました。

 

約3カ月後、CTと血液の再検査を受けました。

担当の医師から、言われた嬉しい言葉。 

 

「癌が判らないくらい、小さくなっています。

何か、特別な治療をしましたか?」

  

癌の縮小に驚いた医師は、治療の道を模索してく

くれ、その後、副作用の少ない、内服薬の抗がん

剤治療を自宅で始めました。そして、わずか数か

月でリンパに転移した癌は、完全に消滅。

 

その後、5年間は、PET検査やCT検査を繰り

返し受けましたが、他への転移もありませんでし

た。母の癌は、完治したのです。

 

長くはない、と言われた母のがんが、なぜ短期間

で縮小し、消滅していったかは、判りません。

生きたいと願う母の生命力と、優しく接してくれ

た、介護をしてくれている方々の優しい手当てが

起こしてくれた奇跡だと、私は信じています。

 

今でも年に数回は通院して、血液検査を引き受け

て頂いている、慶應義塾大学の担当医師には、本

当に感謝しています。

 

前回までのお話

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ラムゼイハント症候群とは 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

今日の一杯は、ここまで。

 

Thank you

Ally