Allyです。
2年に1度は訪れている、インドネシア・バリ。
マクロ(小さい生物)の楽しいポイントや、高確
率でマンタやマンボウと遭遇可能なポイントも。
バリご飯の次に(笑)ダイビングも楽しみです。
バリ島からスピードボートで向かう、ぺニダ島の
ポイントで見られる、マンボウのお話です。
1/マンボウって?
・名前の由来
・水面で日光浴
2/マンボウの種類
・バリ島で見られる種類
3/ぺニダ島のマンボウダイブ
・ベストシーズンと狙い目
・ダイビングの装備
・必要なダイビングスキル
マンボウって?
水族館で、ぼーっと浮かんでる愛くるしいお魚。
身体の上半身しかないような、不思議な形もマン
ボウって名前も、なんだか可愛いですね。
●名前の由来
英語でマンボウは、サンフィッシュ(Sun fish)
横になって海面に浮かび、日光浴?をする姿から
そして、丸い魚体から「太陽の魚」と名付けられ
たようです。
●水面で日光浴?
マンボウの体表には、とても多くの寄生虫が寄生
していて、水面に横になって浮かぶのは、日光浴
ではなく、海鳥達に寄生虫を食べてもらう等、寄
生虫駆除の為の行動なんだそうです。
どうやって覚えたのかな?
写真に写っているのは、ムレハタタテダイがマン
ボウの寄生虫を駆除してあげている所です。この
行為は、クリーニングと呼ばれ、魚たちの間では
普通に見られる行動ですよ。
お猿さんの毛繕いみたいですね。
マンボウの種類
水族館で見られるマンボウは、学名Mola mola
の比較的小型のマンボウになります。
フグ目・マンボウ科・マンボウ属に分類されるの
は、今現在は下記の3種となっています。
1・マンボウ(学名:Mola mola)
2・ウシマンボウ(学名:Mola alexandrini)
*注
3・カクレマンボウ(学名:Mola tecta)
*注
以前は、マンボウ(学名:Mola mola)とゴウ
シュウマンボウ(学名:Mola ramsayi)の2種
に分類されていました。後に、ゴウシュウマン
ボウとウシマンボウは同種と判明、2017年
にカクレマンボウが論文発表され、現在は、上
記の3種となっているそうです。
●バリ島で見られるマンボウは?
バリ島(ぺニダ島)で見られるマンボウは、世界
で一番重たい硬骨魚類、ウシマンボウ。
写真の個体は2mをゆうに超える大物ですよ!
ぺニダ島のマンボウダイブ
ウシマンボウが出現するのは、バリ島の隣、ペニ
ダ島にある、クリスタルポイントです。乾季の季
節に、水温が下がってきたら、大型のウシマンボ
ウシーズンが始まります。
●ベストシーズンと狙い目
ベストシーズンは、例年8月~10月頃まで。
深場に生息しているウシマンボウなので、大潮の
時期を狙えば、遭遇の確率が上がるかな?!
少なくても3日間くらいは、ぺニダ島のポイント
に潜るスケジュールを立ててあれば、見られる可
能性がぐっと高くなります。
写真の様に、クリーニング中のマンボウに遭遇で
きたら、超ラッキー!クリーニングされている最
中は、とっても気持ちがいいので、動きません。
驚かさないようにすれば、じっくり観察できます。
●ダイビングの装備
この日の水温は、南国とは思えない17℃!
水温が高いと見られないので、ぐっと我慢です。
ウエットスーツは5mm以上、フードベストも着
用、冬仕様のグローブもお忘れなく。
流れが激しい場合が多いので、カレントフックや
指示棒の携帯も、お薦めします。
●必要なダイビングスキル
クリスタルポイントの深度は、平均で25m位。
時には、ダウンカレントやアップカレントも発生
する、簡単ではないダイブサイトです。
最低でもアドバンスのライセンス所持者、フリー
潜降と安全停止(摑まるものがない)、自己管理
がきちんとできる、エアーの消費が著しく早くな
いこと等、ある程度のスキルが必要です。
●最後に
ちなみに私は、最低でも100本位の経験がない
ダイバー友達と、このポイントには行きません。
本人にとって、辛くなるかも知れないダイビング
をしてまで、マンボウ見なくってもいいよね。
他にも楽しめるポイントはあるから、そこ行こ!
ダイビングは、楽しくなくちゃ!です。
マンボウシーズン直前!
今週のお題「海」
経験豊富なダイバーの皆さま、夏休みのダイビン
グ旅行の参考にして頂ければ、幸いです。
見れるといいですね!
Good Luck!
イントラ仲間のダイブショップです♪
シュノーケリングも楽しいよ♪
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日の一杯は、ここまで。
Thank you
Ally