Allyです。
初めての投稿は、大好きな趣味の機織り作品。
機織りというと、みんなに「鶴の恩返し?」
ってからかわれます(笑)友人達のイメージでは
とんとん・がしゃん・とんとん・がしゃん・・・
着尺を織る鶴が、頭に浮かんでくるようです。
でも、機織り機で織れるものは、沢山あります。
着物や帯だけではないんですよー!
なので、今回は毛糸を使った作品のご紹介です。
ノッティング
初めてノッティングで作った、玄関マットです。
ノッティングは、デザイン画を見ながら経糸に
毛糸を結んでは織っていく技法。
毎晩コツコツと結んだ毛糸の本数は。。。
11,486本!
完成までに2か月かかりました。
準備の進め方
まず初めに、簡単なデザインを考えます。
玄関マットに適している毛糸は、撚りの強い極太
の毛糸です。毎日足で踏みつけるマットですから
へたらない毛糸をチョイスします。
極太毛糸では、細かい図柄を表現できないので
柄は大きめのプルメリアの柄にしてみました。
そして、実物通りの白や黄色のプルメリアでは
汚れが目立つなっ!と、黒色にしてみました。
原寸大の図案をトレース紙に手書きで書いたら
図案の準備OKです!
織り方
通常通りに経糸の準備ができたら、平織で織って
いきます。巾出しで織った部分に図案を縫い付け
いよいよ、ノッティングが始まります。
図案通りの色の毛糸を経糸に一段結び終わったら
緯糸を織ります。
これをただ、根気よく繰り返していくだけ!
ノッティングは根気のいる作業ではありますが
自宅での作業に向いています。
私はマンション住まいで、機織り機のとんとん
打ち込む音、綜絖を踏みかえるガシャンガシャン
の音は、ご近所迷になってしまいます。
機織り機の下に、騒音吸収マット+分厚いラグを
敷いてはいますが、やっぱり、騒音が心配。
強い打ち込みが必要なものは週に一度通っている
お教室で織るようにしています。
ノッティングは、緯糸を強く打ち込む必要がなく
マンションでも気兼ねなく織ることができます。
何よりも自分のデザインした通りの図柄が徐々に
見えてくるのが、とっても面白い!
ノッティング魅力にはまってしまったきっかけを
作ってくれた玄関マットの作品。
4年経った今でも、へたれることなく我が家の
玄関で働いてくれています。
ノッティング作品・蓮の曼荼羅
ノッティング作品・花束のブーケ
★ WEAVING MEMO★
●仕上がり寸法
長さ:60センチ 巾:45センチ
●糸の種類
経糸:綿結束糸2.5番手
緯糸:ハマナカ・ドリーナ3色(極太)及び
:綿結束糸2.5番手
●筬目
20羽1本入れ
●綜絖
4枚
●経糸総本数
254本
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日の1杯はここまで。
Thank you
Allly